日々を楽しく大切に。好きなもの 好きなこと おでかけ。。そんな日常を綴っていきます。


by さくら
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おばあちゃんのチューリップ

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毎年4月の上旬から中旬にかけて 祖母が植えたチューリップが花をつけます。
もう亡くなって7年がすぎようとしていますが 特に手入れをするわけで
もないのにちゃんとその時期が来ると 芽がでて花が咲きます。
今年はこの寒さと気候でまだ咲いているチューリップ。。。
最近 雛めぐりとかに出かけると「100年前のお雛様」とか「おばあちゃ
んのお嫁入り道具だったの」 とか その持ち主はとっくにこの世から
いなくなっていても 物や思いはちゃんと受け継がれて大切にされています。
そう考えると人間自身が一番儚いのかもしれないですね。
祖母が残してくれたたくさんの中のもののひとつ つぎはぎの布。
今は私の部屋で古い祖父のトランクの横で額に入れておいてあります
母方の祖母は ちょうどうちの父が亡くなる少し前 市の中心部
でやっていたタバコ屋さんを引退して うちの隣に引っ越してきました。
祖母は専業主婦が夢だったそうで のちにうちで暮らした晩年はとても
幸せだったと話していました。
父が亡くなった後は 本格的に仕事を再開した母を手伝って 家事をやってくれていました。
祖母は特にお洗濯をやってくれていて 私が当時ひざが破れてもその肌さわりが
好きでそのまま着ていたパジャマをある日手持ちの当てぬので縫い合わせてくれて
返してくれました。
もう捨て時かな?と思ってたのに なんだかまだ着られることと 
そのつぎはぎがかわいらしくてそれからしばらくはまだ愛用していました。
数年前 もう着なくなった服を処分する際 この部分だけは捨てられなくて 額へ。
最近は物が安くなって どうも大切にしなくなり物をついつい増やしてしまう私へ
の戒めにもなっています。
亡くなった人が残してくれたもの 普段は見失いがちですが 季節が巡ってくるたびに、
何かの瞬間にふと思い出すことはとても大切でその人
の生きた証にもなることなのかもしれません。

生きた証と言えば その娘であるうちの母、最近、去年の
京都の南座に続き今度は松竹座でのとある歌手さんのリサイタルに行き
たがってました。
「只今 大阪にだまってきています。いい人と出会いました。安心
してください。帰りが8時過ぎると思います。3時開演です。もうはじまります。」
数日前の仕事中 そんなメールを受け取りました。
一人で行くとは。。。
チケットもなく 思いつきで大阪まで。
そこで同じく一人で来ているご婦人と仲良くなりお茶もご一緒して
身の上話をしたのに結局お互い名前も聞かずに帰ってきたとのこと。
母は去年と3年前大きな病気をした人とは思えないパワーです。
去年の秋にはこれまた乳がんを以前患った叔母(妹)と飛行機は嫌い。。
といい岡山から新幹線で函館~東北への旅に出られておりました。
この姉妹もまた 祖母の生きた証。
誰かが生きた証はいろんな形でこの世に残るんですね。。。

祖母の生き証は祖母にはなかったであろう母たちの気軽に旅に出てし
まう気質となり、今度は私が受け継いでいるようです。。
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by yaesakura130 | 2010-04-15 23:22 | 暮らし 思うこと | Trackback | Comments(0)